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私達はコウモリと同居していた [生活]

今年の何月からだったのか、たぶん3月頃からかもしれない
毎朝、玄関ポーチ付近に動物の糞が落ちていることが頻発していた
その糞は色が黒く、米粒より少し大きく、ほうきで掃けばパラパラと乾いた状態であることがわかる
ググって調べるとネズミかコウモリではないかと情報を得られたが、コウモリはありえないと一方的に解釈していた
「だってコウモリなんかありえないんだも~~~ん」と童心に帰って心の中で呟いたことも
この日は20~30個が落ちていた
雨の日を除いてほぼ毎日糞が落ちている
塵取りに掃きこんだ糞は花園に捨てていた
DSC_0041.JPG

少し寄って撮影
DSC_0042.jpg

ある日お隣さんと、ダメ元でこの糞について何か知らないか聞いた
隣人「コウモリです」
ゆういち「ココココココ、コケェーコッコーーー[どんっ(衝撃)]
あまりにも意外な答えに、リアクションを間違えた
ゆういち「コココ、コウモリィーーーですかぁ[あせあせ(飛び散る汗)]
そういうことだったのか・・・
乾いた糞はコウモリだという情報と一致したので確信した
乾いた糞というのがキーワードであったのだ
糞が落ちる真上を見ると三角のてっぺんに2×3cmぐらいの穴がある
写真の黄色い矢印で示す部分に
たぶんそこがコウモリの出入口なのだろう
コウモリが身近に生息していることを知ると、周りの家からも時々「チッチッチッ」と聞こえてくるではないか、それはまさしくコウモリの鳴き声である
DSC_0068.JPG

ゆういちは早速カメラを設置した(PLANEX CS-QR100F)
すると20時頃写っていたのだ、コウモリ達が、
それも、その穴から10匹以上は出てきているように見える
時々入る場面も見られる
笑うしかなかった・・・
昔昔のアニメ、「黄金バット」が笑うようにと言っても年寄りにしかわからない


その穴までは地上高5~6mもあるため、そんなハシゴは所有しない
仕方ないので物干し竿と長い棒をガムテープでつないで、その先端にはウエス(ぼろ布)を巻き付け、購入した「イカリ消毒 スーパーコウモリジェット 420ml」のスプレーでウエスにまんべんなく吹き付けた
ハッカの臭いがすごい
そのウエス部分をコウモリが出入りする穴付近に塗りつけた
「ぐりぐりぐり」と、
しかし、コウモリ達は全くの無反応である
直接穴に噴射しなければならないのであろう
ウエスを外して棒の先でコンコンコンとノックしてみたが、これまた無反応である
まてよコンコンしている場合ではない、たとえコウモリを追い出したとしてもまた帰ってくることは予想がつく
ゆういちも馬鹿じゃなかった

ハシゴもなく、高所作業のため業者に依頼するしか選択肢はない
まずは見積からということで、一週間後業者に来てもらった
意外だったのは、見積のはずだったがすぐに作業に取り掛かれる装備で来たのだ

いままでの状況とコウモリが出入りする箇所を説明し作業を始めてもらった
長いハシゴが我が家に掛けられた
DSC_0069.JPG

業者さんは、その穴にノズルを指し込んでスプレーを発射
業務用で「わさび臭」だと言っていた
スプレー発射後にすぐに飛び出てくるのだと思っていたが、なかなか出てこない
5分ほどで一匹目のコウモリ、目が痛いと出てきた
DSC09229.jpg

写真を引き伸ばしてみる
気持ち悪い(汗)最近の日本語は「キモ」って言うらしい
ゆういちも言った「キモっ」
その後、数分おきに次から次へコウモリがパタパタパタと出てくる
個体によってはうまく飛べずに地面や隣の屋根に降りてくるものも
たぶん、ゆういちが作業していたら飛び出してくるコウモリに驚いてハシゴから落下して重症を負っていたかもしれない
DSC09229_zoom.jpg

30分ぐらいでコウモリ追い出し作業をやめ、次に穴の封鎖作業に移行した
業者さんは、まだ中に残っている可能性もあると言いながらも出入りできないように施した
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屋根の頂上部だけでなく、左右2mずつ、計4mを塞いでくれた
DSC09233.JPG

最後には1年ぐらいは持続するであろうという、オレンジ色の忌避剤を塗った
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この家の反対側も同じ屋根の造りであるため、念のため業者さんにお願いしてスプレーを発射してもらったら一匹だけ、パタパタパターとすぐに出て行った
こちらは一人部屋だったと、ゆういちは解釈した
DSC09231.jpg

コウモリ駆除の一日が終わり、業者さんは引き上げて行った
夕方・・・あのてっぺんから、案の定「チッチッチッ」と閉じ込められたコウモリが鳴いている
このBlogを書いているのは駆除から10日経過しているが、気のせいであってほしいけど夕方鳴いている
こればっかりはしょうがない

読者の皆様が、一番気にしてらっしゃる費用・・・
鼻血が出るぐらい高額であった
大金を道端で落としてしまったように、このコウモリ騒動以降ゆういちは凹んでいる


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男はつらいよ「寅次郎の青春」ロケ地の堀川運河 [映画]

男はつらいよ第45作「寅次郎の青春」のワンシーン

寅次郎:「静かな街だね~」
蝶子(風吹ジュン):「どこ行くの~これから」
寅次郎:「さ~どこ行こうかな?」
蝶子:「散髪していかんかね」



昭和の風景を写し込んだ寅さんの映画は好きだ
ゆういちが幼少の頃や二十歳を迎えたあの頃の時代と重なり、タイムスリップを体験しながら、話の結末が全てお見通しの安心感で楽しめる映画だからだ
宮崎ロケである第45作は何度か見る機会があったが、実際にそこを訪れることは今までなかった
車で二時間もあれば行けるのだし2023年ゴールデンウィークは「堀川運河」を目指して足を運んでみた



やってきた、念願の堀川運河に
1686年に完成か、引き算すると337年の年月を刻んできたわけだ
ここから南側である写真奥には、あの石橋、堀川橋が見える
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運河の水面へは護岸からの階段
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グリーンの絵具を溶かしたような運河上に堀川橋
この石橋は1903年に完成らしい
これは引き算してみると130年
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吾平津神社(あひらつじんじゃ)の右側にある案内板は「男はつらいよ」のロケ地であると教えてくれる
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なに!?その吾平津神社の石灯篭には猫・・・
ニャンコのお気に入りの場所らしい
こんな平和でのんびりとした風景の一コマを見ただけでも、
ここを訪問した甲斐があったかもしれない
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家屋の二階が玄関になっているのには訳があった
船の航行ができるように橋のアーチを高くする必要がある、
ということは両岸の道路をかさ上げしなければならないからだった
写真の白い家屋の手前の緑地帯が更地なのだ
映画撮影当時は家屋が存在していた
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その白い家屋は映画では蝶子(風吹ジュン)が営む理髪店
寅さんが二階から手を振るシーンも鮮やかに蘇る
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木材を筏に組み船が牽引する光景は、今や見られることもないのであろう
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寅さんのセリフにあったように、今でも静かな街である
世間ではゴールデンウィークもピークの真っ只中、ゆういち一行以外に観光客を誰ひとり見ることはないせいか静かである
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映画ではここからのワンカットもあった
一隻のボートが左から右へ・・・
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北側を望む
運河沿いのサピア日南ショッピングセンター
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油津大橋
手前には船着場に二艘の木造船
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静かな街油津とニャンコのおかげでホッコリした気分になっていたが、
13時を回り空腹のエネルギーがラーメンの検索を始めている・・・
帰路途中、志布志のマルチョンラーメンに突進し、ラーメン大をすすり、額に汗を滲ませながらスープをゴクリ・ゴクリと飲んだ
寅さんご馳走様でした
日付:2023/5/5
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