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ビデオ会議とニャンコ [PC]

最近テレワークや在宅勤務、リモート、という言葉が毎日聞こえてくるようになり、テレビ番組の出演者も自宅からオンラインで登場する。
時代も変わったものだ、今だけか、数年続くのか…、それとも永遠と!?
私も現在はそのテレワークという仕事スタイルになり、Microsoft Teamsというツールで会議、チャット、音声通話などを行う場面が増えてきた。
このTeamsというツールでビデオ会議を行うわけだが、私は人様に見せても問題のない場所をビデオ会議の特設スタジオに決めていた。家中を見回しても片付けがされてなので、特設スタジオは一ヵ所しかなかった。
押し入れに入れてない布団が積んであるとか、洗濯物が部屋干ししてあるという場所を避けているのである。ビデオ会議する人たちは、場所決めに皆苦労しているのだろうと思った。

Teamsに慣れ始めたころ、背景ぼかしやTeamsにプリセットされている背景画像を設定することが可能であることを知った。
バーチャル背景である。
それを知っていたら、洗濯物を部屋干ししてある部屋で会議をしても問題なかったのだ。
気付くのが遅かった。
いや、この機能に気が付いてラッキーだった。
他のメンバーにも教えたら、大喜びで色々な背景を設定し始め、自宅の背景を写している人はいなくなってしまった。
それも、それで、個性が無くなってしまって寂しい気もする。
さらにはTeamsにプリセットされている背景画ではもの足らず、裏技でオリジナルの背景をお披露目するメンバーも出現し始めた。自慢の写真が背景になっているのである。

昔ながらのクロマキー技術ではなく、デジタル技術で人間を認識しているということはわかるが、ちょっとだけ実験してみた。
まずは、背景は実写のまま何も手を加えない状態で、レッサーパンダのパペットを右手に付けた状態で撮影。私の顔は画像処理で消している。
至って普通の状態である。
telework0.jpg

次に、レッサーパンダをそのままの状態で、バーチャル背景をオンにしたらTeamsはレッサーパンダを不要と判断してレッサーパンダを消してしまった。かろうじて、レッサーパンダの左手だけ残っている。レッサーパンダの角度を微妙に変えてみると、突然姿を現わし不安定な状態になっている。
telework1.jpg

さらに、我が家のニャンコだったらどうなるかやってみた。
「ニャンコおいで」
無理やり抱っこして…
「ちょっと実験させてくれ」
おお、なんと、ニャンコを認識して切り出しているではないか。
もう少し可愛い顔してくれればよかったのだが、緊張しているようだ……
telework_and_cat.JPG

今度は、抱っこはやめて、ニャンコ単独で写ってもらった。
単独でもニャンコを認識して切り出している。
telework2.jpg

ということは、ペットを認識して切り出す仕組みにしてあるということであろう。
Teamsはビジネスやプライベートでも使用することを想定しているので、ペットを相手と見せ合いしたりできるようになっているということだ。たぶん。
ワンコもOKだろうけど、文鳥やインコだったら?
後ろを歩く家族だとどうなるのだろう?

進化が加速するのだろうな、このTeams……
バーチャルウェアーはいつ登場するのだろう?


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渋谷 TOKYO 18.12.76 [思い出]

その昔切手集めを趣味にしていたが、年を重ねるごとに切手収集の趣味は縁遠いものとなり、その小さな切手アルバムは本棚の奥にひっそりと置かれていた。
久しぶりに本棚を見ていたら、その小さな切手アルバムに目が止まり、本棚から取り出して開いてみた。
古い匂いが鼻をくすぐり、くしゃみが出た。
未使用、記念切手の収集がメインではあったがシカの10円切手が4枚並んで消印が押されたものが気になった。
消印がハッキリしている。えっ、いつのだろう?
IMG_20200506_0002.jpg

「渋谷 TOKYO 18.12.76・18-24 JAPAN SHIBUYA 郵便番号はハッキリと」という消印だ。東京の渋谷はわかるが、18.12.76が日付であろうことはなんとなく推測できる。
日.月.西暦下2桁、ということだろう。
1976年12月18日、渋谷の郵便局で押された消印であることは確かだ。
未使用切手とは違い調味料を添加したが如く、味があり興味深いものだと思った。
切手収集の愛好家は、切手のど真ん中に消印が押されているのは満月と呼んでいるらしく、日付が特定でき少しだけ価値があるようだ。自分の誕生日の消印が押された切手があれば、小さな額に入れて飾ってみたいものだ。

1976年…何があった年だろう?
「アリ VS 猪木」あった、あった!
プロボクシング世界ヘビー級王者のモハメド・アリとプロレスNWF世界チャンピオンのアントニオ猪木の試合が土曜日のお昼に開催されたのだ。土曜日のお昼であれば、当時の学生は午後半休なので、飛んで帰れば家でテレビ観戦できるわけだ。
その、飛んで帰った思い出が蘇る。

その年はほかに…
「クイズダービー」、「徹子の部屋」の放送開始。
「ビューティ・ペア」結成
「日清焼そばU.F.O.」登場
「どん兵衛きつねうどん」登場
「ロッキード事件」
「およげ!たいやきくん」がヒット、「山口さんちのツトム君」も!
「ソ連ミグ25戦闘機亡命事件」
「五つ子ちゃん」誕生
「宅急便」スタート
謎の生物「オリバー君」登場
ヤマザキナビスコから「チップスター」発売
「周恩来」死去
「植村直己」北極圏1万2000Kmを単独走行
ルーマニアの白い妖精こと14歳の体操選手「ナディア・コマネチ」選手大人気
「ラッセル・ヨーヨー」大流行
イギリスの「ベイ・シティ・ローラーズ」大人気
新聞のテレビ番組欄には、「名犬ラッシー」「太陽にほえろ!」「前略おふくろ様」「赤い疑惑」「クイズ・グランプリ」…等々
……懐かしい思い出だ。

ところで、1976年の12月18日は何があったのだろう?
ベイ・シティ・ローラーズが来日して一週間後、目立った出来事はなさそうだ。
誰が生まれた日?
ググってみたら、小雪さんか。
未確認情報だけど、女優の小雪さんかもしれない!
知り合いだったらプレゼントしていたのに残念だ。

別に空き缶に保管していた使用済み切手もある。
IMG_20200506_0001.jpg

その中に、その満月はどのぐらいあるのだろうか?
何十枚かピックアップしてみたら、インクが薄く、ハッキリしたスタンプが押されたものは少なかった。局員が消印を押した位置がたまたまド真ん中だったら直球ストライク。さらには、切手の絵柄が明るい色でインクが濃ければ申し分ない。100点満点の満月は偶然の重なりの産物であり、めったにお目にかかることはない。

ド真ん中に押された消印の切手を探し、その時代の出来事を思い出すと、切れかかった自分の記憶の糸が少し再生される。
でも、なぜ1976年に渋谷から郵便がきたのだろうか?これに関しては記憶の糸が切れたままつながらない。

STAY HOMEは忘れかけたあの日を思い出す五月連休でもあった。


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タグ:1976 満月 切手
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