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素人はエアコン取り外しを断念 [DIY電気]

2004年7月に取り付けた我が家のエアコンを廃棄することにした。
エアコンの取り外しを業者に依頼すると、1台で5000円。
リサイクル料金(約1000円)を郵便局で支払い、市が指定する「指定引取場所」に運ぶと運搬費用がゼロ円ということになる。ということは自身でエアコン取り外しができたらリサイクル料金のみ約1000円で済むということだ。
Youtube等でエアコンの取り外し方法が紹介されているのは知っていたので、手順を再確認して自身で取り外しをすることに決めた。
室内機の物理的な取り外しは力ずくでやってのける自信はあるが、ガスを回収するポンプダウンの作業は不安だらけである・・・
そう、ポンプダウンという作業工程があるのだ。
今回廃棄するエアコンは富士通 AS50NPZ2W(室内機)、AO50NPZ2(室外機)
DSC_0504.JPG

その不安なポンプダウンの手順はというと
(1) エアコンを強制冷房運転する
(2) 5分待つ
(3) 二方弁をLレンチで閉める
(4) 1分待つ
(5) 三方弁をLレンチで閉める
(6) エアコンを停止する
(7) サービスポートで確認して圧が無ければ完了

ガスの噴き出しや異常時に備えて100均のゴーグル着用する
DSC_0512.JPG

室外機の止めネジを一本外す
ネジ回しに集中しているためニャンコの表情はわからない。
DSC_0506.JPG

エアコンの説明書で強制冷房運転の方法を確認すると、
リモコンの「試運転」ボタンを押せとのこと。
DSC_0513.JPG

この部分を爪楊枝で押せばよいのだ。
DSC_0511.JPG

3つのバルブキャップを外す。
キャップなのでガスが噴出する心配はなさそう。
DSC_0508.JPG

ここまで無事バルブキャップの取り外しが完了。
なんだ、簡単ではないか!
DSC_0510.JPG

手順どおり、エアコンを強制冷房運転させて、室外機の音が明らかに冷房運転始めた音に変化したのを確認。
また、エアコン吹き出し口から冷風らしき風も出ていることを確認。
そのまま5分待ってから二方弁(上写真1)をLレンチで閉めた
二方弁を閉めてから1分待つ。
三方弁(上写真2)をLレンチで閉め、エアコンを停止させた。
ここまで順調である。

最後の確認手順、サービスポート(上写真3)にLレンチの先を使って軽く押し込んでみた。
Youtubeが見せてくれたガス残りが少しだけ出るのと異なり、「シューーーーー」と出るではないか!
浮き輪かあるいは自転車のタイヤを膨らませるぐらいの勢いで・・・
ひょっとしてガスを出し切ったのかと思い、もう一度Lレンチの先を使って軽く押し込んだ。
「シューーーーー」!!! これは(汗)、、、まだガスがかなり残っている!
浮き輪を膨らませる圧どころか、容量までありそうだ。
もう一度Lレンチの先を使って、ガスを出し切るようにしようとしたら、
ガス圧が低くなるどころか黄色い液体(時には泡状)が吹き出し始めた。
「グジュグジュ~プスプスプス~」
わぁ~! ギブアップ! 失敗か? 降参!

黄色い液体なので、気のせいかレモンのような臭いがしてきた。
それに、手が油性の油が付いたようにベトベトに。
ウエスにも黄色い汚れが付着している。
参考)下写真桃色方向にLレンチで押し込んだら、黄色方向にガスが噴出
DSC_0514.JPG

ポンプダウンがうまくできなかった考えられる点としては、上記手順(4)の「1分待つ」ではガス回収が完全にできなかったのかもしれない。3分程度必要だったのか?
再度、同じ手順を実施してみるのもよいが、安全のために取り外し業者へ依頼することに。
有料ではあるが廃棄まで行ってくれるとのことで、取り外し料5000円に加えてリサイクル料5000円、約1万円を提示された。
黄色い液体にショックを受け、自身で運搬する気力まで無くなったため業者さんにフルコースをお願いした。


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