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レンジフードのモーター交換 [DIY電気]

この記事に関してのご質問はご遠慮いただいております。 この記事はあくまでも参考としていただき、モーター交換を含む作業等は、ご自身の責任において行ってください。多くの方はこの記事で成功してらっしゃいます。私は関連する業者ではありません(笑)

19年使ってきたレンジフードからは何年も前から症状は発症していたのです。
「シャリン・シャリン・シャリン・・・・」とびっくりするような音がして、子どもの頃テレビで胴体切断マジックショーを見たときのトラウマがよぎるのです。何度かモーターを取り外してモーターボディの中のベアリングを交換してきたのですが、今回はモーターごと交換することにしました。
タカラスタンダードのタカラレンジフードファン VL-60という型で、モーターにはH-130-8VEと印字してありましたので、楽天で探して問い合わせてみたところ、VRNモーター 10224494で代用可とのことでした。
この記事下に、Amazonと楽天の商品リンクを掲載しています。
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こんなレンジフードです。
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作業するには、この2つの工具は必須であります。
短いマイナスドライバーとボックスドライバー(7mm)です。
ここで言う”短いマイナスドライバー”とは長さが7cm以内であればOK。
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フィルターの外し方は、フィルターの取っ手をつかんで上方向(黄色矢印)に1~2cmスライドして、手前方向(桃色矢印)に引けば外れます。左右、両方を外しましょう。
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フィルターを外すとファンケースが姿を現します。
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4箇所蝶ナットを外し、リングを外すと、シロッコファンの全体が見えてきます。
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短いマイナスドライバー(長さ7cm以内)が必要な場面がやってきました。
モーターの軸にシロッコファンを止めている「止めネジ」を緩めなければなりません。普通のドライバーだと柄が邪魔してネジを回せないのです。
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止めネジを緩めたらシロッコファンを引き抜きます。
油ねっとりで引き抜くことができない場合は、ドライヤー等で軸部を暖めると油が緩くなり取れやすくなります。たぶん、作業開始前に運転をしておけば、モーターからの熱で取れやすくなるのではないかと思います。
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シロッコファンを外すと、モーターが見えます。
このモーターは4箇所ナットで止まっていますので、7mmのボックスドライバーで外します。
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モーターのコネクターはこの段階で外します。
この白いコネクタ―は、LANケーブルを抜く時のように爪を押しながら引っ張って外します。コネクターを接続する場合は爪は押さずに、しっかりと接続すればOKです。
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取り外したモーターが左、新品が右です。
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コネクターの形状が同じであることを確認します。
新品モーターのコネクターは変換コネクター付きでした。
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モーターが外れた状態です。
防振ゴムですね。
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新しいモーターをボックスドライバーを使って取り付けます。
コネクターを差し込んだらモーター交換完了です。
もう、胴体切断マジックショーを思い出すことはないでしょう。
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『おまけ』
古いモーターを分解したところです。
モーター軸にベアリングが2箇所あることがおわかりでしょうか?このベアリングは大きなホームセンターでも購入できます。いままで懲りずに、このベアリングを交換してきたわけです。このベアリングは簡単には取れないので特殊な工具が必要になります。
DSC_0475.jpg

『おまけ』
回路図です。
FAN_Sch.jpg


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